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以後四〇年間は多死社会が続く

少子高齢化社会は多死社会。以後四〇年間は多死社会が続くといわれている。葬儀の目下の流行は「自分らしいお葬式や墓を」という模索である。が、「自分らしさ」は瑣末な問題。多死社会に備え、むしろ必要なのは葬式と祭祀の見直しだろう。高齢者だけの単身世帯が増え、親の葬儀を支える子どもの数が減っているのに加え、この先、経済格差がさらに広がったら、葬儀を出すこと自体が困難な層が増えることが予想される。いま問題になっている晩婚化・非婚化は、主として少子化問題とのかねあいだ。だが、しばらくしたら「独身の高齢者問題」が浮上するにちがいない。また、墓に関しては環境問題も大きい。せっかく建てた墓も、二、三代で無縁墓となる現在。問題になっているのは墓石のゆくえだ。年間、約三〇万基の新しい墓が建てられ、建て替えに際して約一〇万基の不要になった墓石が出るともいわれる現在。その処理はどうするのか。ポスト墓の救世主のようにいわれる散骨も、過渡的な葬送法ではないかと私は思っている。自然に帰す。墓に固執しない。それはインテリ好みの葬送である。しかし、海や山に粉にした骨を撒いたところで、環境問題とのかねあいは必ず出てくる。

宴席での乾杯&マナー

乾杯というと、どうしてもあらたまったものだから立たなければならないと考えるが、テーブル席と異なり、お座敷で座った宴席では立つ必要はない。ただ、居ずまいをただすという意味で、そのときだけでも正座する。右手にお酒の入ったグラスを持って胸の高さまで掲げ、乾杯の発声者が「おめでとうございます」とか「乾杯」などといってグラスを掲げたら、それに続いて目の高さくらいまで上げる。もちろんこの「おめでとうございます」の相手がいれば、その人のほうへ向けて掲げるのはエチケットである。これはあくまでセレモニーだから、たとえお酒がダメといってジュースが目の前に置かれていても、乾杯だけはお酒をついでもらって手にし、飲むふりだけでもしたほうがいい。

電話の出方

職場の電話はいつ、誰からかかってくるかわからないもの。電車のホームなどからかけていて、次の電車に乗るまでの短い時間に急いで用件を伝えたい、という場合などもある。電話は「すぐにとって、早く用件を聞く」ことが相手にとってもっとも親切な行為だ。ます電話が鳴ったら、3コールが鳴り終わるまでに出る。3コールは約10秒。これ以上の待ち時間は、「遅いなあ」と発信者をイライラさせ始める。3コール以上で電話に出る場合は「お待たせいたしました」、さらに6コール以上だと「たいへんお待たせいたしました」をつけて、「○○株式会社です」と言う。そして電話に出るときは、かならずメモの準備を。相手が用件を話し出してから「少々お待ちください……」とあわててメモを探して相手を待だせるようでは×。


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